2022年8月18日放送「有吉の世界同時中継」日本の都道府県ミステリー!で、鹿児島県の夜中に町が赤くなる謎の場所が紹介されました。
場所は鹿児島県奄美大島の国直集落のある道で、赤色の街灯で照らされているからでした。
夏の間この道は、海沿いの100mほどの街灯が赤色になります。
なぜかと言うとふ化したウミガメの赤ちゃんが、街灯の光で迷うのを防ぐためでした。
実際の写真などから、鹿児島県奄美大島の夜中に町が赤くなる場所について調べました。
【有吉の世界同時中継】夜中に町が赤くなる場所はどこ?
2022年8月18日放送「有吉の世界同時中継」で、鹿児島県奄美大島の夜中に町が赤くなる場所が、「日本の都道府県ミステリー!鹿児島編」として紹介されました。
詳しい場所はこちらです↓
国直海岸
〒894-3101 鹿児島県大島郡大和村国直73
「夏の夜に赤く光る街」として紹介されました。
鹿児島県奄美大島の国直集落のある道は、海沿いの100mほどが赤色の街灯で照らされます。
その理由はふ化したウミガメの赤ちゃんが、明るい街灯の光に迷い海に帰れなくなるのを防ぐためでした。
2012年から時期限定で、街灯をウミガメには認識できないらしい赤い色にしているのだとか。
怪奇現象かと思いきや、動物保護の一環でした。
【有吉の世界同時中継】鹿児島県奄美大島でウミガメが可愛い!
鹿児島県奄美大島大和村の国直海岸は、地元の住人が多く利用しています。
男たちは目の前の海に潜り魚やエビを捕る
婦人たちは季節ごとに海藻を摘み、貝やウニ採りに興じる
子供たちだって中学生にもなれば漁の手伝いをし、自らも潜る
夕暮れ時には集落民が集まってきて社交場のごとく賑わう
引用元:奄美景.com
ウミガメは5月~7月の間、夜の間に陸にあがり、砂の中に約130個の卵を産みます。
産み落とされた卵は、2カ月ほどでふ化し海へと歩き出します。
それが2016年の数年前から、ふ化した子ガメに異変が表れ始めた。
子ガメが海へと向かわず、集落内へ迷走し始めた。
通常なら水面を照らす月明かりを目指し海へと泳ぎだすのだが、海岸に設置された街灯の光に惑わされ陸上に留まっていたのだ。
引用元:奄美景
陸上にさまよったウミガメの赤ちゃんは、漁網に絡まったり、ノラ猫やカラスに襲われることもありました。
夜中の赤い街灯は、ウミガメの赤ちゃんが海に帰るのを妨げないようにしています。
奄美大島の人々のウミガメへの愛を感じますね。
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